本郷大横丁商店会主催 ビャ・ガーデン 2009

7月19日(日)午後4時〜6時30分

「大横丁ビャ・ガーデン」の季節がめぐってきました。今回は地元の東洋学園大学も共催です。二つのゼミの学生達が朝から駆けつけ、会場設営、仕込み、食べ物の料理・販売、そして後片付けなど、全般に亘って大横丁商店街のみなさんと協力して「納涼祭」を盛り上げました。炎天下で汗を流しながら大横丁の恒例行事に参加した学生達は、終始精一杯で一所懸命でした。

嬉しいことに、ビャ・ガーデンには沢山のお客さんが来てくださいました。飲み物も食べ物も飛ぶように売れていきます。しばし大横丁は笑い声、話し声、歓声に包まれました。やがて夕闇が舞い降りて祭りの賑わいが去ったあと、ふと見上げれば大横丁の空高く見事な虹が架かっているではありませんか。老いも若きも、しばし虹に見とれてしまいました。暑かった一日の疲れを吹き飛ばす、天からの贈り物。いい夏になりそうです。

どうぞ、ビァ・ガーデン当日の様子を写真でごらん下さい。(KK@TOGAKU)

午前11時、吉野屋酒店の前に集合した一同にAsahi Super Dryのロゴ入りTシャツが配られました。ユニフォームを着て、設営開始です。

最初はどう動いたらよいか少し躊躇いがちな学生達でしたが、てきぱきと指示を出してくれる町内会の方々に率いられて、徐々に調子が出てきました。

交通がストップした大横丁にテーブルが並べられます。いつもの横丁が広々と感じられます。横断幕も張られました。

テーブルにビニールカバーを張っていきます。

カバーを掛ける人、ガムテープで止める人。協力します。

こちらビニールカバーを裁断するみなさん。椅子にも張ります。

「いゃぁ、今日も暑くなりそうだねぇ」、「いいんじゃない」と。

「そこ持ってて」、「はい!」と要領を習います。

「熱中症にならないように、麦茶飲みながらやって下さい」との呼びかけに、早速いっぱい。大きな氷で冷えています。

あっという間に昼食タイムです。設営したばかりのテーブルで牛丼弁当が振る舞われました。

みんなでテーブルを囲むと、何となくピクニック気分ではあります。日陰もない正午。みんな元気です。

「美味しいですね」、「えぇとっても」。ピース!

 

町内会のみなさんも本部席でお昼ご飯。「お祭りまだかな」と自転車の少年が通ります。

くつろぐ学生達。これからが仕事本番なので、英気を養っているところです。

着々と準備の整う大横丁に真夏の青空が見えます。

祭りの前の静けさ漂う大横丁。

何だか、リゾート地にに来てるみたいですね。

「日焼けなんか気にしませーん。どんと来い。」

仕込みが始まりました。焼き鳥の「から焼き」です。解凍したての串刺し肉を鉄板で焼きます。まだ味は付けません。

頭上からは太陽がギラギラ、鉄板はどんどんヒートアップする。もう暑いとか熱いとか言ってる暇もありません。

どんどん焼いて、すき間が出来たらまた串を置く、鉄板の両側を学生達がびっしり囲んで人海戦術です。

「次、行くわよぉ〜」「全部で1400本あるんだから、半端じゃないからねー。」

今年も来てくれました。ちんどん屋さんです。

もう少し、あと僅かです!

こちら焼きそば組。只今、ソースの調合中です。

いよいよ鉄板に火が入りました。これからお手本を見せていただきます。

「いいか。へらはこう使うんだ」と高田屋うどん店のご主人。

両手を使って麺と野菜をほどよく混ぜる。

中国人留学生は「日本の縁日焼きそば」初体験です。

お客さんが来始めました。「焼きそばとフランクフルト下さい」

あっという間に「大横丁ビャ・ガーデン」は近所の人たちで満杯に。家族連れ、ペット連れ、友達同士、楽しそうです。

おとなも子どももいっぱい来ています。大横丁の地元の方、沢山いるんですね。

ビールだけではありません。ソフトドリンクも、かき氷もあります。

町内会長さんのアナウンス。「これからビンゴゲームも始まります。」「学生さんがカードを配りますのでよろしく!」

あっちでこってちで、団扇をぱたぱた。「夕方ってったって暑いですもん。」

いつもは車が走り、忙しく人の行き交う通りがビャ・ガーデンに変身しました。みなさんゆったりと。

空いている席を見つけるのが難しくなってきました。盛況です。

大横丁で家族団らん。こういうお祭り、いいですね。座って飲んだり食べたり出来るんですから。

漬け物も売れています。商店街のお母さん達大活躍。

本部席は「景品」の引換所でもあります。幹部のみなさん。

鶏の唐揚げは筒型の紙の袋にお入れします。「いくつにしましょうか?」

学生焼き鳥隊、奮闘中です。

タオルを首に巻き、軍手をはめて、全身焼き鳥フレーバーで。

団扇って役に立つんです。何しろ煙が凄いですから。

ビールを飲みながら、焼き鳥、焼きそば、鶏の唐揚げ・・・

大横丁に焼き鳥の煙たなびくこの夕べ。

「お持ち帰りも出来ます。」「今夜のお食事に、如何ですか?」

「僕たちが焼かれてるって感じですね。」「うん、しっかり焼こう!」

「大横丁小町」って呼んで下さい。(笑)

大賑わいの本郷大横丁。おとなも子どもも、楽しんでいます。

こちら、地元の名士ベンさん。似顔絵を描いているところです。

「いらっしゃいませ。ビールですか。」「ハイ、こちら烏龍茶です。ありがとうございまーす。」」

焼きそば、果てしなく焼いています。ソースのいい匂いがします。

大横丁のお店の奥さんと、女子学生が同じユニフォームで並んで焼きそばとフランクフルトを売っています。

ビンゴゲームに一喜一憂するお客さん達。シートに座る席も出来て。

「あら、当たったわ。」「私もよ。」本日はラッキーデー。

「いいか、鉄板を掃除する時は、へらをこう構えて。」

大学の講義より厳しい、プロの手さばきを学びます。

「完売しました」の声が聞こえてそろそろ食べ物販売も終わります。

撤収作業開始。テーブルと椅子のセットが畳まれていきます。

ゴミ集めも大切な仕事。

大横丁を掃除する学生達。

最後が肝心。暮れなずむ大横丁。

あのテーブルと椅子は、鞄みたいに畳まれて、倉庫へ。

女子学生一同、勢揃い。

女子学生に混じって二人ほど、東洋学園教職員が。

「あっ、虹だ」誰かの一言で、みんな一斉に空を見上げる。

電線越しに鮮やかなアーチ。

 

「虹を見ると私の心は躍る」そのままに、空を仰ぐ人たち。

商店街の女性達もビールケースに座って一休み。

手伝いボランティア大集合。

町内会長さんからご挨拶。「本日はお疲れさまでした。」

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