青森から函館へ 晩夏の旅 2024

9.10 - 9.12, 2024

1. 青森 / 2. 青森・函館(1), (2) / 3. 函館(3) / 4. 函館(4)

 首都圏では猛暑が続いていた9月の第二週、千葉から二人、東京から一人、青森から一人の旅だった。関東組三人は東京駅8:18発の東北新幹線はやぶさで北へ向かい、「新青森駅」で旅の案内を引き受けてくれた四人目の仲間と合流。駅舎を一歩踏み出した途端、爽快な空気に包まれた。先ずは腹ごしらえのそばを食べて、レンタカーでJR「青森駅」を目指す。青森駅は嘗て青函連絡船の発着港だった。今は「八甲田丸」が往時を偲ぶ縁として波止場に係留されている。仲間の二人が学生時代を過ごした函館へはいつもここで船に乗っていた。その二人が大学の同窓会に出席するための旅でもある。東京から参加の私にとっては初めての北海道体験。二泊三日の初日は弘前経由で岩木山神社に詣で、アソベの森いわき荘泊。青森県は私の婚家の郷里でもあり、懐かしいことばの響きを聞きながら食事をし、温泉につかった。

 道中撮りためた写真を旅の記録として掲載しておこう。

KEIKO KITADA

1. 青森 青森駅前ビーチ、八甲田丸、ねぶたの家ワ・ラッセ 弘前、岩木山神社、アソベの森いわき荘泊

2. 青森・函館(1)(二日目)三内丸山遺跡、新青森-新函館北斗駅(観光タクシーにて)トラピスト修道院、

函館(2)五稜郭タワー、函館山(ロープウェイ)、函館市内夜景見物、湯の川一乃松旅館泊

3. 函館(3) (三日目-1)市電にて函館市内元町へ、元町散策

4. 函館(4) (三日目-2)立待岬、トラピスチヌ修道院、函館空港、AirDoにて羽田

東京駅東北新幹線ホームにて。電車ホームと丸の内のビル群を見晴らしながら。

8:18発「新函館北斗」行きはやぶさに乗って、新青森まで行く。函館へは翌日のはやぶさにて。

JR青森駅前のビーチ

ビーチの畔には「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の赤銅色の建物が見える。

「ワ・ラッセ」で青森ねぶた人形を間近に見る。

祭りの日の賑わいはさぞかしと想像をかきたてられる展示。

ねぶたの人形に彩色できるソフトがあった。これはFumieさん作。

真似して私も描いてみた。

宙に舞う金魚ねぶた

街角に展示されているねぶたのジオラマ。とてもリアルな情景。

本年の優秀ねぶた作品が展示されている。すごい迫力だ。

伝説から採られたモチーフが多いようだ。意匠への知識が無くては十分に堪能できない。

ねぶた人形の細部を解説する展示品。これは足。触れたり中をのぞけるようになっている。

こちらは水。木組みの中でワイヤーが曲線を作り、灯りが設置されて、その上を彩色された紙が覆う。

傍へ寄って見上げると人形の凄まじい形相に気圧される。

歌舞伎の隈取も鮮やかに、ヒトと猛獣が迫りくる。

これも歌舞伎の一場面。通には直ぐに分かる場面だろう。

頭部だけのコレクションもある。

              顔だけ並ぶのも壮観だ。

         こうしてみると居並ぶのは男性の顔ばかり。

「ワ・ラッセ」の向かいにある商業施設A-FACTORY。ジェラートを食べて一休み。

「あおもり駅前ビーチ」という命名が何とも。演歌的悲壮感はない。

ビーチから眺める津軽海峡。函館まで、連絡船で4時間かかっていた。

青函連絡船「八甲田丸」。中へもデッキへも搭乗できる。(今回は外から見るだけだった)

「八甲田丸」の全長と、舳先に停泊している海上巡視船(こちらは現役)。

あの白い灯台の先が外洋だ。トンネルでなく、連絡船の時代を想像する。

「あおもり駅前ビーチ」の各施設への案内表示板。

レンタカーで青森駅から弘前城の脇を岩木山麓へ向かう。

「岩木山神社」に到着。重なる鳥居の向こうには岩木山の頂上が見える。

五本杉にはしめ縄が巻かれていた。

鳥居の先に本殿が見えてきた。

本殿の屋根の向こう、岩木山の頂上。

暑い日だったが空気は爽やか。日も陰り始めた。

緑濃い境内。

本殿に参拝する。東北地方随一のパワースポットという神社である。

大きな絵馬が飾られている。社務所で御朱印をいただいた。

太いしめ縄。心にかかる誰彼の安寧を祈る。

本殿脇には何かの祈念旗がギッシリと立てられていた。。

豪快な手水。柄杓の柄も長い。

境内の入り口には御朱印帳をいただいた社務所がある。

これにて第一日目の行程終了。アソベの森いわき荘へ向かう。 → (次)2. 青森・函館(1)(二日目)へ